中学受験メモ+α 初心者さんいらっしゃい

中学受験についてメモ程度に書いていきます 才能のないタイプの変人です 中受初心者さんいらっしゃい

中学受験をしてよかったのか、娘編 あくまで親からみた感想

お久しぶりです。ポンコツ父でやんす。
眠いので、ちょっとだけ。


娘を中学受験させてよかったのか?ですね。
当たり前の結論書きます。
まだわかりまーせん。だって中学生活何も始まっていないので。
これから超いじめられる、一人も友達できない、勉強放棄、
悪になってオレオレ詐欺の受け子して捕まる。


未来はクレージーな最悪な方向にも決まっていないので。


こんな未来が確定するとしたら、中学受験なんてしなかったらよかったと
思いっきり結論づけられます。


でもこういう確定していない未来を抜きにするならば
親としては家の娘の場合は本当にやってよかったーと、親として
思っています。娘本人の感想は知りません。
でも、なんとなく楽しみにしているような感じはあります。
一応、彼女の希望していた共学で目標としている学校に入れたので。


「で、いい加減お前の娘どこ受かったんや。
はよ教えろ、それ如何でこのブログ読み続けるかきめるんじゃあ!」
わかりました。ほぼ断定できるように書きます。


ネズミーランドがある県の、渋谷幕張でも、市川でもないところです。


市川の方は受けましたが、惨敗しました。あの算数は無理でした。
この話は別で。でも市川よりも受かった学校に行きたがっていたので
そういう意味でもよかったです。過去問の出来から無理だろうな
とも思っていました。


渋谷幕張も当然届かない実力なんですが、医者になるつもりも、
東大生になるつもりもないと本人が受験中に断言したので、親としても、
毎日勉学で競争にさらされる上に、勉学は渋幕生なら出来て当然、
渋幕生なら勉学+αだよねっていうコンセプトが家庭、娘にあってなさ過ぎて
当初から目指す場所ではなかったです。一番、興味がない学校でした。
渋幕さんごめん。


娘が行きたいところに行けた。それが何よりです。
そしてなんと東京~千葉方面に通学するということは、通勤ラッシュがないのです。
頑張ったご褒美だなーと思っています。


でね中学受験して何がよかったかって、
とりあえず一人で勉強が出来るようになった。
意味のあるノートが作れるようになった。
算数の難しい問題はただ見直して解けるようになるだけでは意味がないことが知れた。


ここら辺が大収穫です。
いいですよ、中学受験。大学受験の「勉強をする」という姿勢が出来た状態でスタートが
切れる。正直、大きいと思います。


改めて、娘よ本当におめでとう。
今度は中学、高校生活を楽しみながらポンコツ父抜きで大学受験だ。
勉強に関して渡せるもの、こういうやり方では届かないこと含めてほぼ完ぺきに
渡せました。ここが大きいなと思っています。


中学受験は確かに大変であり、金もかかり、正直きついことばかりです。
それでも、やる価値は十分ある自由選択イベントだと思います。
中学受験初心者さん、怖いままでもいいから覚悟を持って親子で突っ込んできて
ください。子供が凄く成長しますよ。


今日はここら辺で。
読んでいただいてありがとうございます。
コメントもどうぞお気軽に。


あ、最後にポンコツ父のプロデュースした娘の受験は
1勝4敗でした。 それでも我が家的に大勝利でした。
この話も今後どこかで書いていきます。

中学受験、結局してよかったか?

今日もキャスパルをユーチューブで聞き流しながら、
22時になったらVチューバー千羽黒乃師匠ライブに切り替えようかな。
はい、ユーチューブ中毒のポンコツ父です。
こんばんは。


自分の場合、娘の場合<親の目からみた>、中学受験はしてよかったのか。


まず自分の場合なんですけれど、4年生後半から20数年前サピックスに行き
勉強時間の割にはまったくだめだめでした。α6に6年生時、一回だけ上がって、
すぐに下がり、そこからF固定でした。


で、結果はどうかというと、当時2科受験大学付属のろくでなしブルースで
有名な場所、そこになんとか受かりました。サピックスすげー、今もそうだろう
けどサピックスの凄さって、カリキュラムにまったくついていけなくても、
親子で喰らいつけていけば、何とかなる学校が見つかるということですね。


サピックス、父母、良い学校を見つけてくれてありがとう、感謝です。
って言えるようになったのは、大学卒業してからだな。だから結果
中学受験してよかったのかな?というのが、ポンコツ父の感想です。


ひどかったよー、ほぼ毎日計算トレーニングで答え見るわ、自主的に勉学に
励むということがなかったね。ダイヤグラム、立体、樹形図、地図の読み取り、
ぜーんぜーんできなかった。おまけに理科の計算系の分野がオールだめ。
字もちょー汚いから、板書しても解読不能、模試の直しはしない、できない。
おまけに6年の夏休みに、サピックスの電話番号も知らないのに
「いいもう、受験やめるサピックスもやめる」と電話の子機を持って、
泣き散らかし、親を脅す始末。いやー、なんてかわいい子なんだ。
ポンコツ父、可愛すぎる。最高ですね。


本当によく受かったよ。本当によく武蔵なんか受けにいったよ。
しかもわりと親子で受かる気あったからね。過去問が奇跡的に取れている年も
あった。サピックスすげーー。


でもさ、こんなんだけれど当時は勉強やっている感覚だから、こんだけ勉強して
ここ程度かよって、母校のことを悪く思うわ、「俺、勉強本当にダメなんだな」と
大学ぐらいまで落ち込みまくってました。まあ、ポンコツ父、努力するの嫌いだから、
勉強は本当にダメダメで、そこだけは悲しいかな当たっているんだけれどね。


勉強嫌いな子に、ハードに中学受験させるとトラウマになる。
でも、どっかそれなりにええ学校も見つかる。
だから頑張った方がいい。


大人になっても、一回だけα6の時、習った芋先生こと下山先生の授業とか覚えて
いるもんね。顔の丸い子をアンパンマンになぞらえ、絶対各クラス、アンパン担当いた。
「あーんぱーん、答えなさい」と何度も執拗に指され、女子の仲良し二人組のうち一人を
指したら、質問の度に指されていない子が船場吉兆のささやき女将のように
ひそひそ話すから、「日本語で聞いてます、通訳いりませーん」とか、
今の時代だったらありえないひどさと、過酷さなんだけれど、教室可笑しくて
爆笑なんだよね。


理科の奥田先生も怖かった、本当に怖い大人って奥田先生が初めてじゃないかな?
当時、俺らの頃から体悪くされていたらしいので、そのせいもあったと思う。
なんというか、気迫が違うんだよね。奥田先生が教室入ってくると、教室が
シーンとするの。滑車の授業だったと思うんだけれど、
「○○<苗字>の首を吊るとする、こっちから引っ張ると力は、、」
下山先生の時と違って、顔が怖い奥田先生が本気で怖いこというから、
静かな教室がより静かに。


サピックスシールを乱舞される神田先生、国語の吉なんたら先生には
一度も会えず終いでした。面白かったんだろうな、きっと。


今はね、そんな授業していないだろうけれど、当時の塾の先生たちって
凄まじく面白い授業をして、いつの間にか子供を受験勉強に夢中にさせる
何かを持っていました。たった一か月授業受けただけなのに、結構鮮明に
憶えているからね。


でも、それが良い思い出に思えたのは大人になってからですよ。
当時α6に上がった当時なんて、とんでもねえとこにきちゃったぞ。
これ無理だわ、絶対無理。って思っていたから、すぐにFへ落ちて
めちゃめちゃほっとした記憶も憶えてます。
いいんだ、俺は怖いんだか優しいんだかわからん利根川先生にずっと社会を
習うんだ。これでいいのだと納得したもんですよ。
しかも、ポンコツ父、顔が丸顔で、一度だけ指された下山先生に
「ここにも、あーんぱーん」とか言われて、やばい、アンパン担当に
されるとパ二くったことも追記しておきます。


娘までいかなかったな。当時の勉強しないポンコツ父はこんな感じでした。
そして中学入って、中学受験と勉強がっつりトラウマ。
でもね、トラウマなくても勉強しなかったと思うよ。資質が残念ながら
なかった。高校で英語も放棄したしね。わかんねー、外人と話さん、
つーか7文字以上で構成される英単語覚えたくねーし、覚えらんねーと。
高校の英語の先生にめちゃくちゃ心配されました。ふふふ、それでも
系列大学は卒業出来る不思議。ダメな付属内部生の典型でした。
その話はまた今度。


結論を言うとね
中学受験は良きにしろ、悪きにしろ強烈だということ。
今は昇華して中学受験してよかったなって思えております。
中学はともかく、高校大学と友達と善い先生に会えて、部活も楽しかったから。


そして聞いている音楽がなんか違うと思ったらキャスパルではなかったというオチ。
なんだコレ中々いいじゃん。Casiopea - Mint Jamsだって。 ポンコツが過ぎる。


おやすみー、良い月曜日を。
読んでくれてありがとう。

中学受験の難しさの正体 なんか上手くいっていない家庭必見

今日は軽く書きます。
相変わらずキャスパル聞いています。


中学受験は何があんなに上手くいかないんですかね。
順調な子は楽しそうに塾で弁当喰って、小テストも余裕で、大きな模試が
あれば点数比べあったりして、超楽しそうですよね。


うらやましかー、俺もああなりたい。
サピックスシール100枚とかいっぺんにもらいたいよ。


誰もが考えます。
現状の辛さは変らないんですけれど、分析だけしてみましょう。
中学受験の苦しさ、上手くいかないものの正体。


ずばり受験ってね、情報処理なんです。
この情報処理をね、早く正確にやる子が欲しいんです。
情報処理して欲しい問題の色合いは学校によって多少違います。


でね、この情報処理するために使うものって何かっていうと
「論理的な考え」なんです。


中学受験の問題は、小学生が解きます。
で、普通に小学生を過ごすにあたって、論理力、論理的な考えって、
まだあんまりいらないし、使わないんですよ。少なくとも、小学校では
ほぼ習わない。むしろ非論理的な答えを肯定されることさえあります。
そんな考え方も素敵だよね、新しい着眼点だよねとか言って。


この論理的な思考が中学受験の難しさの正体です。
小学生が練習不足の論理を、コレは論理だね、と言わずに論理をばんばん使って、
解いていかなければならない。ここに皆さん、正体もわからず苦しめられるんです。


ポンコツ父が基礎が難しいと言うのも、ここなんです。
基礎を論理的に理解して、その論理を使った、変形のアウトプットが出来ないと
応用問題になりひねられるとお手上げ感が凄まじいことになります。


ちなみにアメリカは飛び級制度ありなんですけれど、飛び級するような
子ってどんな子なのかっていうと、IQが高く論理力に生まれつき優れている子
なんです。あれも度を過ぎると、発達障害に近いものなんだと思います。
ギフテッドなんて呼ばれたりしています。


論理的なことに拘りを持ち、問題が簡単ならばやる気が出ず、論理的ではない
ルールには従ってくれない傾向にあるそうです。フェイスブックのザッカーバーグ
さんなんかもそうみたいだし、ギフテッドの学校教育に自らも関わっていたと
思います。


でね、何が言いたいかというと、サピックスのα上位常住組は確実にギフトの
欠片以上を持っている人だと感じる。発達障害って色合いなんで、濃淡なんですね。
濃いにしろ、薄いにしろ潜在的に論理の欠片以上を持ち合わせた子たち。
後天的に受験勉強をやっていく内に論理力が解放され、α上位常住組になれたー
っていうことは稀だと思います。残念ながら先天的なものがあってこそだと
感じる。身もふたもない話ですが。


その世代にいるギフト持ちが集まっているイメージで間違いないと思います。
そういう子たちが各大手塾のトップ層に配置されていて、サピックスは特に
そういう子を多く抱えている。だから御三家の合格者数が素晴らしいことに
なるんじゃないかな。ポンコツ父はそう考えています。


昨日書いた集団塾に通じる記事になってしまうんですが、まあ普通の人、
まして論理力をゆっくり段階踏んで学んでいない小学生が、ギフト持ちの
天才児に論理力をふんだんに使う難度の高いテストで勝てるはずがないんです。


だから辛いし、成績もなかなか上がらないわけです。


中学受験は論理力を用いたかなり難度の高い問題を、早く正確に解く
情報処理戦です。だから、勉強してテストの点数取るぞーだとなかなか
うまくいかないわけです。


ポンコツ父はこの事実に、大人になってから気づきました。
やっかいなのは事実に気づいてもあんまり解決する方法がないんですよね。


でも、どこに苦しんでいるのかわかるのは有益なことなんで、論理力かーぐらいに
認識しておいてください。「解けない、辛いなー、この問題に必要な論理力
が獲得できていないんだな」と少しだけ見えている敵になりますから。


ポンコツ父は今でも論理力苦手な分野です。
ゆっくり焦らず、基礎的な問題の解けるところから論理に繋がるように
寄り添って教えてあげてください。問題が解らない、出来ないのは
お子さんが悪いんではないんです。条件が整った時に、問題に示されて
いない新たな論理が生まれているわけです。そこに気づけていないだけ
なんです。ゆっくり練習しましょう、ある程度は意識すれば訓練でなんとか
なりますので。ともかく焦らずがんばりましょう。


さてお風呂にどぼんしてきます。